2008年2月29日金曜日

マクドナルドとモスバーガー

先日市ケ谷へ行った時にマクドナルドモスバーガーが仲良く並んで出店していました。
「そういえばこの二つのウェブサイトはどうなっているのだろう?」と思い、確認してみました。
マクドナルドモスバーガーに加え、ロッテリアフレッシュネスバーガーファーストキッチンをチェックしました。
大きく分けると、集客ウェブとカタログウェブの2つに分かれ、さらにその中でコミュニケーションコンテンツの有無の違いが見られました。
まず、集客要素の1つに着目してみるとマクドナルドとモスバーガーのウェブサイトにはは私には「これ、食べたいかも」と“そそる”ポイントがありました。パターン違いでいい参考になったので、ここにあげて見ます。以下は同じマクドナルドページですが、ちょっとした違いで心の動き方が異なるように感じます。

上と下どちらもオンマウスにすると拡大画像が表示される(青い線で囲った部分)のですが、寄り方の度合いが違います。
グっと素材の様子が見えるまで寄っている写真の方が、欲求が高まりました。
(ちなみに画像をクリックすると、栄養成分詳細表記ページへジャンプします)
写真の撮り方ひとつで、心の動き方がぜんぜん違う、という1つの例だと思います。

モスバーガーはバンズ、素材の重ね方がイラストで表記されているスタイルです。
栄養成分まで1ページ内に収まっている等、情報がコンパクトにまとまっています。
素材の詳細をイラストで見せているところも、食材への関心度の高い客層にあわせて考えられた跡がみられます。

モスバーガーへあまり通ったことがない人にとっても、モスバーガーの真摯な取り組みが伝わるコンテンツづくりと、ボリュームバランスになっているところがとても参考になります。
個人的に「ホットチリバーガー」のFLASHで制作されたページにもそそられました(笑)

他のファーストフード店のページで、画像をクリックするとお店で見たことがあるようなチラシと同じ画像が出てくるだけというものもありましたが、これだとそれ以上ページを見る気がしなくなります。形だけのホームページとなってしまうと少しもったいないですね。

ロッテリアのウェブでは、ロッテリアサポーターを募り、掲示板(ブログ)を設けていたのですが、閉鎖してしまったようです。メンバー1921人集まっていたのですね。
私たちのチームだったら、どんな運営をしたでしょうか。

<集客ウェブ度チェック 10点満点中>
・マクドナルド 集客ウェブ度 7
・モスバーガー 集客ウェブ度 9
・ファーストキッチン 集客ウェブ度 5.5
・ロッテリア 集客ウェブ度 3
・フレッシュネスバーガー 集客ウェブ度 4


2008年2月25日月曜日

消費とつくること 「ボクらの時代」


今日の東京地方は、昨日までのすごい風も止み、穏やかで気持ちのいい朝を迎えました。
さて、昨日見た「ボクらの時代」の話の続きです。
高木さんは、今の生活を始めて、ずっと消費の時代に生きてきて、ものをつくることをしてこなかったので、生きることについて、何にも知らなかったんだ、と思うところからスタートした、と話していました。
若くエネルギーのある時期にバブルを体験し、それはそれで悪くないけど、でもこれが完成形?私たちが本当に求めていたものなの?と考えると、そうじゃないだろう、何かが違うと感じたのだそうです。そして、フリーダイビングと出会って自然と共に生きることに目覚め、自然の中で、自分の育てたものや、大地の恵みをいただいて生きる生活を営むうちに、ものをつくること、生きていくことの知恵を得ていかれたようです。そんな高木さんは、「地球に生きることは共存すること。消費ではなくて、独り占めでもなくて、人と分かち合うこと」と語っていました。
「バブルの頃は、ヴィトンのバッグ!ダメ!私のもの!って、独り占めの発想だったんだけど、今はね、おいしいでしょ、ほらほら、食べて食べて~って、人にあげたくなるのよね」と。

消費の時代に身を置いてきたということは、下手をすると、生きるためのものを、自分の手でつくることができないばかりでなく、外から取り入れたもの、例えば本を読んだり、人の話を聞いたり、人から教えてもらったりしたことを、ただの消費で終わらせてしまう危険性があるということも、常日頃から感じています。何かを学びたいと思えば、例えばビジネスセミナーは至るところで開催されています。自分をもっと輝かせるには?といったような自己啓発セミナーも、洗練された形でたくさん提供されています。それからもっと手軽な、お稽古に通うのは大変だけれど、ちょっとかじってみたいというようなことを単発のセミナーで体験できたりもします。そんな、何か知りたい、学びたいと思うと、いくらでも見つけることができるような時代。自分が目指すものがあって、そこに活かせるのであれば、いくらでもいい肥やしにできるのでしょうが、行っただけで満足していては、だたの消費になってしまいます。

行って得たことを、今日からどのように活かして、昨日とはどのように違う今日にするのか。ただの知識にしてしまっては、きっと1年後には忘れてしまって、セミナーに参加しなかったも同然になってしまう。そう考えると、やはり何か行動に移さなければ、と思うのです。そうやって私がつくったものが、人に喜んでいただけたら、こんな嬉しいことはありませんものね。

ところで、この「自分で生きるためのものをつくる」ということは、個人レベルだけではなく、そろそろ国家レベルでも真剣に考えるときなのでは・・・特に日本では、と思うのは私だけでしょうか。食べるものひとつとっても、私たちの食卓が、どれほど他の国に頼った上で成り立っているかを考えると、先進国レベルではないように感じてしまいます。
高木さんは「食べるものに不安がないと、将来に対しての漠然とした不安がなくなるよ!」とおっしゃっていました。ああ、なんだかこの一言に、大きなヒントがある気がします。
そうは言っても、国家は個人がつくりあげているので、やはり今日の自分が、行動に移せる人であることが重要ですね。今日も「Make a move!」でがんばります!

2008年2月24日日曜日

自然の中で暮らす 「ボクらの時代」


今朝、何とはなしについていたTVを観ていると、高木沙耶さんのおうちに招かれた小谷実可子さん、吉本多香美さんが、高木さんが育てた野菜などで作った食事を囲んで、都会を離れて自然の中で暮らすことについて語り合っていました。フジテレビの「ボクらの時代」という番組のようです。

ちょうど料理を作り終えた途中から観ることができました。
高木さんのバックに明るい日差しの差し込む窓があって、家はとても気持ちがよさそう。それは、日差しだけでなく、家を構成しているものの素材感も、もちろん手伝っています。木枠の窓から見える風景は、海、椰子の木のような南方の植物、そして電線。都会の生活は確かに便利だけれど、もっと自分の生きやすい場所を探した、でも大自然の中にどっぷり、という生活ではなく、現代社会の中から受けられる恩恵は適度に受ける、場所も東京から近いし、仕事をするにもそれほど不便ではない、という感じ。都会の生活をやめて、もっと自然のある場所で生活する場合は、そのあたりのバランス感覚が大事かな、と感じました。

私の周りにも都会を離れて山の中へ移り住み、半分自給自足のような生活をしている人たちがいらっしゃいます。彼らの家を訪ねていくと、窓からの景色があまりにも美しいので、家を飾る必要がなく、採れたての野菜で作られた食事は、煮ただけ、焼いただけで充分おいしい。そんな場所では、縮こまっていた身体も心も開放されて、とても気持ちよく過ごせます。でも、そこには短い訪問だけでは見えない、日々の大変さも当然のようにあるはずです。その大変さが、自分の中で楽しみにできるものか、受け入れられる程度のものであれば、彼らのように気持ちよく生きていかれる・・・訪ねていくたびに、いつも感じることです。

小谷さんが、そのあたりの理想と現実のギャップのことを語っていました。自分ひとりだったらいいけれど、子供がいたらどうだろう、と。できればいい教育を受けさせたいと考えたとたんに、どんどん型にはめようとしている自分に気がつくと言っていました。

特に日本人はこの傾向が強いかもしれません。ものごとをステレオタイプに見て、考えてしまう。仕事をしていても、毎日のように感じています。どうしてそこに住むと決めたの?どうして子供部屋をつくるの?どうしてそこにソファを置くの?その理由が、あまりにも型にはまっている。何年経っても、どこの物件でも、マンションの間取りが似たようなものばかりなのも、理解できる気がします。

高木さんが、他にもとても興味深いことを話していらしたのですが、それについては、また次回。

短い番組の途中からだったので、ほんの少しの時間だったのですが、改めて、自分が何に迷っているのかといったことまで考えさせられ、有意義な朝を過ごしたのでした。