2008年2月25日月曜日

消費とつくること 「ボクらの時代」


今日の東京地方は、昨日までのすごい風も止み、穏やかで気持ちのいい朝を迎えました。
さて、昨日見た「ボクらの時代」の話の続きです。
高木さんは、今の生活を始めて、ずっと消費の時代に生きてきて、ものをつくることをしてこなかったので、生きることについて、何にも知らなかったんだ、と思うところからスタートした、と話していました。
若くエネルギーのある時期にバブルを体験し、それはそれで悪くないけど、でもこれが完成形?私たちが本当に求めていたものなの?と考えると、そうじゃないだろう、何かが違うと感じたのだそうです。そして、フリーダイビングと出会って自然と共に生きることに目覚め、自然の中で、自分の育てたものや、大地の恵みをいただいて生きる生活を営むうちに、ものをつくること、生きていくことの知恵を得ていかれたようです。そんな高木さんは、「地球に生きることは共存すること。消費ではなくて、独り占めでもなくて、人と分かち合うこと」と語っていました。
「バブルの頃は、ヴィトンのバッグ!ダメ!私のもの!って、独り占めの発想だったんだけど、今はね、おいしいでしょ、ほらほら、食べて食べて~って、人にあげたくなるのよね」と。

消費の時代に身を置いてきたということは、下手をすると、生きるためのものを、自分の手でつくることができないばかりでなく、外から取り入れたもの、例えば本を読んだり、人の話を聞いたり、人から教えてもらったりしたことを、ただの消費で終わらせてしまう危険性があるということも、常日頃から感じています。何かを学びたいと思えば、例えばビジネスセミナーは至るところで開催されています。自分をもっと輝かせるには?といったような自己啓発セミナーも、洗練された形でたくさん提供されています。それからもっと手軽な、お稽古に通うのは大変だけれど、ちょっとかじってみたいというようなことを単発のセミナーで体験できたりもします。そんな、何か知りたい、学びたいと思うと、いくらでも見つけることができるような時代。自分が目指すものがあって、そこに活かせるのであれば、いくらでもいい肥やしにできるのでしょうが、行っただけで満足していては、だたの消費になってしまいます。

行って得たことを、今日からどのように活かして、昨日とはどのように違う今日にするのか。ただの知識にしてしまっては、きっと1年後には忘れてしまって、セミナーに参加しなかったも同然になってしまう。そう考えると、やはり何か行動に移さなければ、と思うのです。そうやって私がつくったものが、人に喜んでいただけたら、こんな嬉しいことはありませんものね。

ところで、この「自分で生きるためのものをつくる」ということは、個人レベルだけではなく、そろそろ国家レベルでも真剣に考えるときなのでは・・・特に日本では、と思うのは私だけでしょうか。食べるものひとつとっても、私たちの食卓が、どれほど他の国に頼った上で成り立っているかを考えると、先進国レベルではないように感じてしまいます。
高木さんは「食べるものに不安がないと、将来に対しての漠然とした不安がなくなるよ!」とおっしゃっていました。ああ、なんだかこの一言に、大きなヒントがある気がします。
そうは言っても、国家は個人がつくりあげているので、やはり今日の自分が、行動に移せる人であることが重要ですね。今日も「Make a move!」でがんばります!

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